Repair直したい

ATF交換

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目安は、20,000キロもしくは2年ごとに交換

意外と交換されていないATF

まずATFとは(オートマチック・トランスミッション・フルード)の略になります。

その名の通りATミッションの制御、潤滑をしているオイルになります。

エンジンオイルのように必ず交換しなければならない、という周知があまりされていなく、無交換のまま10万キロなどの車種が多々あります。

 

MTミッションなどはミッションオイルとなっておりATFとは全くの別物になります。

 

ATFの役割① 動力の伝達

オートマの仕組みとしてエンジンからの動力をトルクコンバーターと呼ばれる部品よってATFに伝え、ATFは液体としての流れ(流体エネルギー)によってATミッションへ動力を伝えます。
この時トルクコンバーターによって、動力伝達の際のトルクアップを行っています。

トルクコンバーターの仕組みとしては例えると、扇風機を向かい合わせに置き、羽根の部分がトルクコンバーターになります。

ATFの役割② 潤滑、シフト制御

エンジンオイルと同じくATFでは潤滑はもちろん、ATの命でもあるシフトの制御をしています。

マニュアルミッションでいう手でシフトノブを操作するのをATミッション内部でコントロールバルブの駆動でシフトチェンジを行うのですがその部分でATFを用いて制御しています。

ATFの役割③ 冷却、洗浄

ATFでは摩擦による熱を冷却するためでもあります。

熱くなったATFをオイルクーラーへ送り冷やしてから再度ATミッション内部へ戻すことによりATミッション内部の冷却を行っています。

またATミッション内部は非常に精巧に作られておりちょっとしたゴミや糸くずなどで簡単に壊れてしまいます。

そのため汚れなどでも故障するため汚れがたまらないよう洗浄するための成分も添加されています。

交換しないままだとどうなる?

ATFの交換サイクルは2年もしくは2万キロとなっています。

では交換しないままだとどうなるのか?

変速ショックが大きくなったり、最悪ミッション内部が壊れます。

よく言われるのが交換しないまま一定距離を過ぎるとATFの交換が2度とできなくなってしまう。

なぜかは前述の洗浄の部分です。

ATFは精巧に作られているがゆえにちょっとしたゴミですぐに壊れてしまいます。

またATFは洗浄作用があります。

無交換のままのATFを新しいATFへ入れ替えると新しいATFの強力な洗浄作用によりこびり付いていた汚れなどが浮き上がりATミッション内部へ循環してしまいます。

 

そのためその浮いたゴミがオイルライン詰まらせATミッションの故障へと繋がるためです。

長く大切に乗るには定期的な点検と交換を!

弊社でもATF交換出来ますのでお気軽にお問い合わせ下さい。